マーマレードへの怒り
おい!マーマレード!
いきなり失礼しました。しかし私は今この「マーマレード」という食べ物の存在にひどく憤りを感じているのです。
ジャムの名前というのは「原材料+ジャム」でいいのです。イチゴで作られたものならば「苺ジャム」、リンゴで作られたものならば「リンゴジャム」、といった風に。
ところがなんで貴方だけはそんなにカッコいい名前があるんですか!?マーマレードだとお!?!?!
他のみんながダサくても分かりやすい名前で一般受けをしっかり狙っているにもかかわらずお前はお高くとまりやがって!!!「柑橘ジャム」でいいやろおがあ!?!?
例えるなら兄弟の名前が上から「一郎、二郎、三郎、四郎、ジョセフィーヌ」みたいなもんだぞ!?!?
そこは五郎でいいだろうが!?1人だけキラキラネームもらって恥ずかしくないのかよ!?同じ腹から生まれといてなんだこの差は!?!?
......とまぁ、一方的に私の意見ばかり言うのも違うと思いまして、今回もWikipedia様の力をお借りして調べてみることにしました。
マーマレード(英: marmalade)は、柑橘類を加工した食品。果皮が残っているため、苦味がある。
はいはい。ここまではいいですね。問題はなぜ、こいつだけが特権階級を持つようになってしまったのか、と言うことです。
結論から言いますと『マーマレード』のページに疑問を解決するようなことは書いていませんでした。しかしここで「結局わかりませんでした!」みたいなよくある
〇〇の年齢は?出身大学は?彼女はいる?調べてみました!!
のようなブログにはなりたくないので、さらに踏み込んで調べてみました。(なおWikipedia縛りはやめない模様)
そうすると、「ジャム」のページに面白いことが書かれていました。
完成したときに果実の原型が比較的保たれているものは、プレザーブ (英: preserve)という。オレンジやレモンなどの柑橘類を原料とし、果皮が含まれているものは特にマーマレード (英: marmalade) という。
な!?
柑橘ジャムならなんでもマーマレードになる訳ではないのですか!?
私はこの瞬間これまでの愚行を恥じ、直ちに土下座したくなりました。私はマーマレードに対し、「ただ親に素敵な名前をつけて貰っただけのくせにお高くとまりやがった成り上がりとしか思っていなかったのですが、彼らはちゃんと『果皮』という持つべきものを持っていたんですね。まさに私は金持ちを羨む貧乏ニート、ただの嫉妬だったんですね。
マーマレード様、非常に申し訳ありませんでした。
また、プレザーブというものの存在も同時に知りました。
果実の原型が比較的保たれているもの。昔母親がよく作ってくれた苺ジャム、あれはプレザーブと呼ばれるものだったのですね!あのグミよりもさらに柔らかい、そして噛むと口の中に甘さと酸味が一気に広がるちょっと特別さを醸し出してる、たまに地方の道の駅で手作りで売られているやつですね!見かけたらぜひ買いましょう!
そして「今日お前朝ご飯何食べた?」という質問に対して「えっとー。食パンにー、プレザーブ塗って食べたー。」と返していきましょう!よく分りもしないカタカナ語を乱用して社員に煙たがれる会社の重役のようになり友達が減ること間違いなしです!
ちなみに時野は友達ゼロだから無敵です!
マーマレードに対するルサンチマンから私は今日幾つかの学びを得ることができました。これからも色々なことにアンテナを貼り、それを無駄遣いするかのようなクソみたいな記事を量産していきたいと思っています。
読んでいただきありがとうございました。本日はこの辺で。