〜トキノムカシノイマドキノハナシ〜

お笑い芸人(自称)の取り留めのない雑談ブログ

きのこの山ってさぁ......。

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最初に言っておく、私はタケノコ派だ。

 

こう宣言することにより半分の人間がこの記事を読まずにブラウザバックしてしまうだろう。だがいい。このブログの読者5人しかいないので半分いなくなったところで2.5人しか減らない。

 

そんな私がタケノコ派としてきのこの山に物申す!!

 

まず、「きのこの山」と仰々しい名前を使っているが、キノコにも色々ある。舞茸、松茸、しめじ、エリンギ、椎茸......。それらを総称してのキノコである。にも関わらず、このキノコの山には1種類のキノコしか入ってない。マイタケ派の気持ちは!? 椎茸が好きで「あ、キノコの山だー。私椎茸好きだから買っちゃおー!!」と思った人の絶望に、どう責任を取るのだ。「きのこの山」と名乗るのであれば、きちんとしめじ型、エリンギ型なども作るべきである。それか名前をきちんと『なんとかキノコの山』とちゃんと書くべきである。(なんのキノコかは明確でないらしい。そこもいやらしい。)

1種類しかないにも関わらずまるで全てのキノコを網羅しているかような商品名、誇大広告かよと言いたい。モノカルチャーしてるんじゃねえ。

 

また、キノコの形もいやらしい。どう見てもおしゃぶりである。よく意味もなくクッキーだけを加えていた。あの形がどうしてもその形を連想させてしまうのだ。ほのかに唇に当たるチョコレートがなんとも甘くて優しい味がする。これはチョコレートを褒めているだけであって決してきのこの山を褒めているわけではない。

 

他にも、あの形は独楽にも見える。うまくいくかと思って回してみる。回らない。イライラする。どうして回らないのだ。怠け者のPDCAサイクルか。タケノコの方がまだ上手く回るんじゃねーの。せっかくいい持ち手があるのに宝の持ち腐れかよ。

 

そしてきのこの山』の文字数である。きのこの山は「き・の・こ・の・や・ま」と6音である。それに対してたけのこの里は「た・け・の・こ・の・さ・と」と7音である。人間の耳に心地のいいリズムは七五調である。ここでもまたたけのこの里が買ってしまった。

俳句に季語として入れる場合を考えてほしい。たけのこの里の場合『美味しいな たけのこの里 美味しいな』となる。しかしだ。きのこの山の場合『美味しいな きのこの山は 美味しいな』となり、無駄な「は」を休日出勤させてしまう。人件費ならぬ「文字件費」が余分にかかってしまい、燃費が悪いのだ。非常に残念。

 

以上のことより私はたけのこの里派なのである。きのこの山はいくつかの欠点がある食べ物なのだ。しかし、熱く語ってしまったからお腹が空いてしまった。

 

 

さ、きのこの山食べに行こう。